ちょっと前の話になっちゃうんですが、2/8に小沼ようすけさんが、ハーミットドルフィンでライブをやられたので行ってきました。
今では屈指の日本のジャズギタリストのお一人ですね。
昔はオーソドックスなジャズをやってたと思いますが、最近では民族音楽的な雰囲気もあって独自な音楽をやられています。
1曲目はBluesな即興。
2曲目以降は、オリジナルアルバムから。
っても、テーマは参考程度で、ほぼ即興ですけど。
2ステージ目の後半は、弟さん(まあスタッフさんみたいなもんです)がパーカッションで入ってセッションされてました。
左下に写ってるのがそれで、ジャンベみたいですが、正式には「Ka」と言うそうです。
ほぼギター1本の音しかないんですが、アマチュアギタリストにとってはこれほど至福な時間はなく、3時間があっという間でした。
ただ、音楽を言葉で表現するほどの文章力が無いので、この辺で。
そのかわり機材の話ならいくらでも(笑)
使われてたギターは3本。
メインはNishgaki Guitars の Arcus n's。
ガットギターはEchizen Guitar製。
最後に、Nishgaki Guitars のフレットレスも弾かれてました。
いずれも日本のギタールシアーによる手工芸品みたいな高級なギターですね。
アンプは、アーチトップはDVMARK JAZZ 12、ガットギターはFISHMANでした。
ハァーミットドルフィンぐらいのハコですから、PA無しでアンプの音を直接聞くことができます。だからイイ!!
演奏中は足元までは見えませんでしたが、終了後、ちょっと機材系をスナップ。
バラード調の曲にはStrymonのシマーの音が合いますね。
BlueSkyではなく、BigSkyを使われてましたが。
その他は歪み系とBOSS製が多いです。
歪みと言っても歪んでる音じゃなく、ほんのちょっとブースター的に使ってる程度ですが。
また、オクターバーの音がソロギターには合うんだなぁと参考になりました。
低音弦の音が、そのまんまベースの音になりますんでね。
写真には写ってませんが、ガットギターはZOOMのA3を使われてました。
音は素直なギターの音でしたので、そんなにエフェクトはかけて無いと思いますが、たぶん空間系の音を薄ーく入れてたんだろうと思います。
最近、ソロギターで欠かせないのがルーパーですが、演奏中はとうぜんルーパーを使ってるんだろうと思ってたんですが、実は足元にルーパー系のエフェクターが見当たりません。
ちょっとビックリですが、BOSSのデジタルディレイをルーパーとして使ってました。
それも、見るからにわかる加工がしてあって、LEVELのつまみに円盤を取り付けて、演奏中に足で操作してフェイドイン、フェイドアウトするんです。
これはなかなか真似できませんね。(笑)
最後にご本人とツーショット。
キャーッ!とか言う音楽じゃありませんからね(笑)
下にはデジタルディレイを駆使した奴の動画を。↓
これがルーパーじゃないってんですから信じられないでしょ。