みかづき
森絵都著 「みかづき」 読了
昭和30年代、戦後の復興を経て高度成長期に入った時代に始まった学習塾を舞台に現代にいたる半世紀、親子三代にわたる物語。
とても長くて厚い本なので読了するのに時間がかかってしまったが、とても面白い小説でした。
私も教育関係の仕事に従事しているので、文科省や学習塾、受験戦争、教育の不平等、学習指導要領の変遷などをテーマにしたこの本は皆さんにも読んで欲しいなと思いました。
また、著者の森絵都さんの作品は試験問題の題材にもなったり、国語の教科書編集に携わったりしてるそうなので、学生さんにもお勧めです。
読み終わってから知ったんですが、これ
NHKのドラマになってたんですね。
DVDにもなってるんで機会がありましたら、本かドラマ、どちらでも良いので是非見てみてください。
私は最終章では号泣、ティッシュ一箱使っちゃいましたよ(大げさ(笑)
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