楽器の日焼け
今年の正月は風邪をこじらせていたので大掃除ができなかったため、楽器の掃除をした。
これは、レスポールのピックガードを外した所。
ヒストリックコレクションシリーズで製造から15年(2001年製)、私の所に来て5年経っているがピックガードの跡がまったく無い。
そもそも本物のレスポールのこの年代(1958~59年)は赤と黄色のサンバーストしかなく、赤が退色してしまい黄色になってしまってる個体が多い。
これは、それを再現していて最初から黄色なんだけど、それにしてもまったく日焼け跡が無いってのもおかしな話だ。
1958年当時の塗料と2000年代の塗料では出来が違うんだね。
あまり日焼けを気にする必要は無さそうだ。
逆に経年変化を楽しむ事が出来ないって訳だ。
レリック加工と称し、キズやサビを施してわざと使い込んだように見せるギターも売ってるけど、現代のギターは実際に弾き込んでもレリック加工のようにはならないって事だ。
そういうギターが好きなのでちょっと残念である。
これは、娘が高校時代の時から貸していたTUNEのTB。
高校時代に痛ベースが流行ってシールを貼りたいってんで、このようにしていた。
もう大学を卒業し、無事に就職もしてベースを弾く事もないってんで返却されたんだが、そのままほったらかしにしていた。
このままじゃ日焼けしてシールの跡が残っちゃうかなと心配してたんだが、この正月にやっとシールを剥がしてみた。
幸いシールの跡はまったく解らない。
もともとはPSW(パウダースノーホワイト?)と言ってホワイトパウダー塗装で真っ白なベースだったんだけど、今ではクリーム色に変色してしまっている。
それなのにシールの跡がないってどういう事?
まあ良いんだけど、このベース、改めて弾いてみるとかなり軽薄な音しかしない。
80年代に流行ったスラップ全盛の音。
当時は、私もカシオペヤやスクウェアとか弾いてたからこういう音でも良かったんだけど、今や出番はないだろうなぁ。
売ったとしてもたいした金にはならないだろうなぁ。
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