FaceBookでバイオリンを弾く知り合いが、弓毛の交換 ボチボチやなぁってつぶやいてて、そう言えば自分のはいつやったか覚えてないや ぐらいほったらかしでした。
で、さすがにやばいかなぁと思い、島村楽器に相談したところ、やってくれるってんでやってもらいました。
(もちろんリペアの部署に送って。浜松じゃ無理です。)
そもそも弓毛の交換って皆さんどのくらいのペースでやってもらうもんなの?
その知人は年一ペースらしいです。
もちろん使用頻度によるでしょうから、一概には言えないでしょうが、どうなったら交換ってのがわかってません。
最近、よく毛が切れるなぁぐらいには思ってましたが。
えっと費用は毛替えスタンダード+アンダープレート接着合わせて12460円でした。
毛の種類によってどんどん値が上がってきますが、私なんかほぼ使わないのでモンゴル産の馬のしっぽの一番安い奴。
高いのはイタリア産とかあるらしいです。
アンダープレート(フロッグ)ってどこを言ってるのかわかりませんが、外れてたらしいのでそれもリペアしてもらいました。
見積りには錆除去、棹の松脂除去のクリーニングも入ってましたが、そんなのはどうでも良いので遠慮させてもらいました。
さて、新しい弓毛はどんなもんじゃろ?
と弾いてみると、まったく音が出ません。
松脂がついてないと、ホントに音が出ないんですね。
自分の持ってた松脂は昔クルマに放置してたらドロドロに溶けてダメにしちゃったので、先輩から要らないってんでもらった物です。
チェロ用ですが、コントラバスでも使えるでしょって。
そもそも、違いなんてぜんぜんわかりません。
(ホントは違うのかもしれないので、参考にしないでね)
夏場にクルマの中に松脂放置は気を付けましょう。
あとの掃除が悲惨です。(笑)
さて、冬場で冷えてるからか、カチンコチンでまったく塗れません。
てか毛に松脂が乗ってくれない。
ゴシゴシやっても、ドライヤーで温めてもダメ。
どうしたもんじゃろと思ってたら、二胡の先生から、そういう時は表面をカッターで傷つけたり、ヤスリで削るんじゃ!
と助言してもらいました。
金ヤスリで軽く粉が出るくらいやすって、弓に挽いてみたら、見事に音が出るようになりました。
写真でもわかりますよね?
ちょっと粉っぽいのが。
さて、弓弾き奏法。
私のやってる音楽は圧倒的にピチカートで済んじゃうんだけど、たまーにArcoの指定があるんだよねぇ。
改めて弾いてみるとホント難しい。
弓はちゃんと先生に指導してもらわないとダメだと思う。
で、よくライブでベーシストに弓弾き奏法について聞いてみるんだけど、これが見事に皆さん言ってる事が違うんだよねぇ。
毛の張り方の強さ、弾く場所、持ち方・・・・
何を信じたらいいかわかんねぇ。
皆さんもコントラバス(ウッドベース)奏者が居るライブに行った時、よく観察してみてください。
けっこう皆さん、違いますから。
まあ、最終的には音なんですけどね。