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【BANANA MOON】
10/10 SAN やらまいかミュージックフェスティバル
【マカロニキングダム・マカロニサラダ】
6/19 SAT 袋井メロープラザ 14:00-
【浜松音楽工房】
未定
【一期一会】
未定
【Quin2】
8/29 SUN MerryYouバンドナイト
10/10 SAN やらまいかミュージックフェスティバル
【その他】
7/10 SAT ブラジルを知ろう!表鷲津多目的ホール ボサノバ曲演奏
【BANANA MOON】
10/10 SAN やらまいかミュージックフェスティバル
【マカロニキングダム・マカロニサラダ】
6/19 SAT 袋井メロープラザ 14:00-
【浜松音楽工房】
未定
【一期一会】
未定
【Quin2】
8/29 SUN MerryYouバンドナイト
10/10 SAN やらまいかミュージックフェスティバル
【その他】
7/10 SAT ブラジルを知ろう!表鷲津多目的ホール ボサノバ曲演奏
2006年11月16日
がっちゃん
私が小学校の頃、がっちゃんという知能障害をもった男の子がいた。
斜視でもあったので、がちゃ目のがっちゃんだ。
私よりも2つぐらい下だったと思う。
(今日は、小学校の時の思い出だから「僕」にする)
僕が通っていた小学校は、特殊学級(今で言う特別支援教室)があって、そういう子が何人か居た。
子どもって残酷である。
例に漏れず、僕もがっちゃんをよくからかって遊んだ。
秋も深まったある日、学校が終わって、校庭の砂場でがっちゃんがひとりで遊んでいた。
小学生の男の子はみんな短パンだから、砂場にお尻をつけるとパンツの中まで砂が入り込んで気持ち悪いので、普通はしゃがんで遊ぶのだが、がっちゃんは、おしっこ漏らしても理解していない子だったので、しっかり座り込んで遊んでいた。
よく見たら、うんちも漏らしていたようで、立ちたくても立てなかったのかもしれない。
僕は、がっちゃんの足に砂をかけてからかった。
「やーい、おまえ、くせぇぞ。」
靴も脱がせて、その中に砂を入れて遊んだ。
「やめろよぉ。」ぐらいは言っていたと思うが、そんな事ぐらいじゃやめる訳がない。
ただ、それ以上の事はしなかった。
そのうち、がっちゃんのお母さんが迎えにきた。
「○○ちゃん、帰ろうね。」 (がっちゃんとは呼ばなかった)
初めてがっちゃんのお母さんを見たのだが、とても、普通のお母さんでビックリした。
普通というよりも、普通よりも綺麗な服で、お化粧もちゃんとしていて綺麗な人だった。
そして僕に対して
「遊んでくれてありがとね。」
と、やさしく微笑んだ。
遊んでいた訳じゃなく、砂まみれのがっちゃんを見れば、僕ががっちゃんをからかっていたのはわかっていたはずだ。
そして、がっちゃんの砂をそこそこ払い、足洗い場でうんちの処理をし、そのまま二人で手をつないで帰っていった。
当たり前の事だが・・・・
がっちゃんにもやさしいお母さんはいるんだ。
がっちゃんのお母さんは、がっちゃんみたいじゃないんだ。
お母さんは、がっちゃんにもやさしいんだ。
ものすごく、ショックだった。
ほんとにバカな事をした僕が砂場にひとり残った。
それ以来、僕はがっちゃんをからかう事はやめた。
他の子が、がっちゃんをからかっていたら「やめろよ。」と言うようになった。
しかし、やはり障害者の子と、どのように接していいかわからず、一緒に遊ぶようなことはなかったが、他の友だちと接するときに、こいつのお母さんはどんなだろう、こいつに嫌な想いをさせたら、こいつのお母さんも悲しむのかな・・・・なんて考えるようになった。
今でも、その砂場での出来事は忘れられない。
子どもや小学校の事が、テレビなどで報道されると胸が痛い。
学校での事ではあるが、学校の先生なんて関係ない。
やっぱり、子どもの事は子どもたち同士で考え、なんとかしなきゃいかんのだ。
がっちゃんのお母さんの顔は忘れてしまったが、がっちゃんとお母さんが手をつないで帰っていく後ろ姿は忘れられない。
秋は感傷的になるなぁ・・・・。
斜視でもあったので、がちゃ目のがっちゃんだ。
私よりも2つぐらい下だったと思う。
(今日は、小学校の時の思い出だから「僕」にする)
僕が通っていた小学校は、特殊学級(今で言う特別支援教室)があって、そういう子が何人か居た。
子どもって残酷である。
例に漏れず、僕もがっちゃんをよくからかって遊んだ。
秋も深まったある日、学校が終わって、校庭の砂場でがっちゃんがひとりで遊んでいた。
小学生の男の子はみんな短パンだから、砂場にお尻をつけるとパンツの中まで砂が入り込んで気持ち悪いので、普通はしゃがんで遊ぶのだが、がっちゃんは、おしっこ漏らしても理解していない子だったので、しっかり座り込んで遊んでいた。
よく見たら、うんちも漏らしていたようで、立ちたくても立てなかったのかもしれない。
僕は、がっちゃんの足に砂をかけてからかった。
「やーい、おまえ、くせぇぞ。」
靴も脱がせて、その中に砂を入れて遊んだ。
「やめろよぉ。」ぐらいは言っていたと思うが、そんな事ぐらいじゃやめる訳がない。
ただ、それ以上の事はしなかった。
そのうち、がっちゃんのお母さんが迎えにきた。
「○○ちゃん、帰ろうね。」 (がっちゃんとは呼ばなかった)
初めてがっちゃんのお母さんを見たのだが、とても、普通のお母さんでビックリした。
普通というよりも、普通よりも綺麗な服で、お化粧もちゃんとしていて綺麗な人だった。
そして僕に対して
「遊んでくれてありがとね。」
と、やさしく微笑んだ。
遊んでいた訳じゃなく、砂まみれのがっちゃんを見れば、僕ががっちゃんをからかっていたのはわかっていたはずだ。
そして、がっちゃんの砂をそこそこ払い、足洗い場でうんちの処理をし、そのまま二人で手をつないで帰っていった。
当たり前の事だが・・・・
がっちゃんにもやさしいお母さんはいるんだ。
がっちゃんのお母さんは、がっちゃんみたいじゃないんだ。
お母さんは、がっちゃんにもやさしいんだ。
ものすごく、ショックだった。
ほんとにバカな事をした僕が砂場にひとり残った。
それ以来、僕はがっちゃんをからかう事はやめた。
他の子が、がっちゃんをからかっていたら「やめろよ。」と言うようになった。
しかし、やはり障害者の子と、どのように接していいかわからず、一緒に遊ぶようなことはなかったが、他の友だちと接するときに、こいつのお母さんはどんなだろう、こいつに嫌な想いをさせたら、こいつのお母さんも悲しむのかな・・・・なんて考えるようになった。
今でも、その砂場での出来事は忘れられない。
子どもや小学校の事が、テレビなどで報道されると胸が痛い。
学校での事ではあるが、学校の先生なんて関係ない。
やっぱり、子どもの事は子どもたち同士で考え、なんとかしなきゃいかんのだ。
がっちゃんのお母さんの顔は忘れてしまったが、がっちゃんとお母さんが手をつないで帰っていく後ろ姿は忘れられない。
秋は感傷的になるなぁ・・・・。
Posted by 43Street at 00:00│Comments(2)
│通常日記
この記事へのコメント
うーん、泣けた。がっちゃんのお母さんって素晴らしい。
もし私ががっちゃんのお母さんの立場だったら子供だった貴殿の頭をはたいていたに違いない、「やめなさいっ、何やってんの!」なぁんてね。
この話しから色んなことが感じられます。親の愛、子供の目線、教育問題、親子関係etc. 何よりもここに「人の心を動かす」ということを見た気がします。やっぱ「愛」だぁぁ!
そして子供心に何かを感じて自分の行動の善悪を認識された貴殿も素晴らしいと思います。人はそうやって大人になるんでしょうね。子供のときだからこそ見えるものもあれば、成長する過程で見えてくるものもあります。受信機の感度は常に良くしておきたいものです。
ところで忘年会の件、都合が悪いのですか?残念。。。出張で時間があるときは連絡下さい。ぷち忘年会をやりましょう!
もし私ががっちゃんのお母さんの立場だったら子供だった貴殿の頭をはたいていたに違いない、「やめなさいっ、何やってんの!」なぁんてね。
この話しから色んなことが感じられます。親の愛、子供の目線、教育問題、親子関係etc. 何よりもここに「人の心を動かす」ということを見た気がします。やっぱ「愛」だぁぁ!
そして子供心に何かを感じて自分の行動の善悪を認識された貴殿も素晴らしいと思います。人はそうやって大人になるんでしょうね。子供のときだからこそ見えるものもあれば、成長する過程で見えてくるものもあります。受信機の感度は常に良くしておきたいものです。
ところで忘年会の件、都合が悪いのですか?残念。。。出張で時間があるときは連絡下さい。ぷち忘年会をやりましょう!
Posted by かるめんまり at 2006年11月16日 17:49
>かるめんさん
私の受信機は、変なことしか反応しなくなっちゃってます。
そんなおっさんが書くような事じゃなかったね。
そうそう、忘年会は他の忘年会が先に入ってたのでダメなんですよ。
でも、FMSの忘年会は土曜日らしいので行けると思います。
別の、プチもよろしくね!
私の受信機は、変なことしか反応しなくなっちゃってます。
そんなおっさんが書くような事じゃなかったね。
そうそう、忘年会は他の忘年会が先に入ってたのでダメなんですよ。
でも、FMSの忘年会は土曜日らしいので行けると思います。
別の、プチもよろしくね!
Posted by アリヤ at 2006年11月16日 19:24