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2016年12月16日

Archtop Tribute AT102

Archtop Tribute AT102先日の土曜日、大学時代のサークルの忘年会があり、そのまま東京で暮らす芋娘の所に泊まって、翌日曜日は渋谷の楽器屋さんに向かいました。

そもそも、この日は気に入ったフルアコが有ったら買っちまおうと予定してたんですね。

向かった先は、渋谷のウォーキン
セミアコ、フルアコの専門店で、日本には専門店はここしかなく、さらにここがプロデュースするギターも沢山あります。

以前から、フルアコが1本欲しいなぁと思っていて、楽器屋さんに行くたびに、そこにあるフルアコを見せてもらっていました。
といっても浜松あたりの楽器屋さんではフルアコは凄く少なく選べるほどじゃないですが。
で、フルアコって一般的に高額で上を見たら切りがない。
フルアコは今までのようにジャカジャカ弾くようなタイプではなく、指弾きやジャズのような弾き方が似合う。
すなわち、私にとっては初心者な訳で、入門用のギターで良い。
だから、10万円程度のフルアコばかり見せてもらってました。
このレベルのフルアコをラインナップしているメーカーのトップはアイバニーズでしょう。
パットメセニーモデルやジョージベンソンモデルなどを大変安く作ってます。
これらは比較的、楽器屋さんに並んでいる事が多く(ただし、東京で)弾かせてもらっていました。
が、イマイチ ピンと来ないんですね。
メセニーモデルはピックガードがついてなく、右手の固定がしずらい。
ジョージベンソンモデルや、それとよく似た他のモデルはあまり箱鳴りしない。セミアコのような感じ。

そこで目を付けたのが、ウォーキンが寺田楽器に作らせているGibson ES-175タイプのギターです。
10万円レベルのギターはほぼ外国産ですが、ここのギターは純日本製。
作りが良いだろうと。

Archtop Tribute AT102私は東京に出張することが多く、時間調整のために(そもそも新幹線の本数が少なすぎてちょうどよい時間の新幹線があまりないのだ)楽器屋さんを覗くことがあります。

前にも、渋谷ウォーキンににお邪魔して、何本か弾かせてもらっていました。
お目当てのギターも。
で、やっぱりイイわけです。
ここのギターは。

で、買うならここのギターだなと決めていて、家族のお許しが出たので買っちゃいました。

日曜日にお金を払って、月曜日の夜には家に届いていました。
実は、日曜日はスタジオ忘年会の為に、1本ギターを持っていたため、持って帰る事が出来なかったんですね。
だから、わざわざお金を払って送ってもらうことに。。。ちょっともったいなかったな。

Archtop Tribute AT102ウォーキンの作るもギターは入荷した傍から、どんどん売れていってしまうため、この日も在庫がAT-101が1本、AT-102が1本だけでした。
もともと狙ってたのは「AT101」というタイプで、指板のインレイがドットタイプのものだったんです。(一番上の写真がそれ)
が、在庫のAT101はピックアップがP-90でした。
弾かせてもらうと、なんか違う。
前に弾かせてもらった時とちょっと違う。
ん~・・・・

で、AT102を弾くと、おぉ、これだよと。
一緒に居た娘も、全然違う、こっちの方がイイと。

ちょっと予算オーバーになってしまいましたが、結局、このAT-102というタイプにしました。

Archtop Tribute AT102

指板がダブルパラレログラムで、見るからにGibson ES-175だなというのが、ちょっと気に入らないんですが。
だって、たんなるコピーモデルじゃん、Gibson買えないから安いギターなんだろ・・・
と思われちゃうじゃん。
実際そうなんだけどさ。

ピックアップはネック側に1つしかついてません。
フルアコでリアを使う事はまずないでしょうから、これでイイんです。
メセニーもES-175のリア側は取ってしまってあるぐらいですからね。

Archtop Tribute AT102ヘッドの形状は、もろGibsonです。
ロゴは「Archtop Tribute」と入れられてますが。
その下のリボンには「Made in Japan」と入れられたデカールシールが誇らしげに貼られています。

ペグはGOTOHのクルーソンタイプ。
これもGibsonと見た目は同じですね。
信頼のGOTOHなので、動きはスムースです。

弦は、ダダリオのフラットワウンド 12-52 が張られています。
D-28でさえ、エキストラライトを張っているというのに、こんな太い弦なんです。
ところが、実に弾きやすい。
ローコードも押さえやすい。
ハイポジションも弦が低いです。
特に、ローコード、ローポジションの弾きやすさはナットの調整が良く出来てるからでしょう。
ウォーキンさんは、寺田楽器から入荷すると1本、1本調整するらしいです。
この辺の調整が効いてるんでしょうね。
まあ、このギターでチョーキングなんてしませんから、この太さで良いんです。

Archtop Tribute AT102トップ材はメイプル/スプルース/スプルース/メイプルという合板です。
実は、本家Gibson ES-175も合板です。
これはわざとなんですね。
強度とか、ハウリング対策とか、なんかそういう理由があるのでしょう。
結局、生鳴りよりもアンプでの再生音を重視してるからだと思います。
このタイプのフルアコは、バイオリンやコントラバスのような力木が有りません。
強度と反響の為にアーチトップにしてあるだけです。
そのため、古いギターはブリッジの所がへこんできてしまうらしく、これをトップ落ちと言いますが、そうならない事を願います。

ピックアップは、日本の業者に、これ専用に作らせているハンバッカーです。
だから、型番がない。
甘くて太い音がしますし、TONEコントロールで自由自在です。
コンデンサはオレンジドロップを使ってるとの事でした。

ブリッジはローズウッドの木製で、弦で押さえられているだけです。
弦をすべて外したら落ちてしまいます。
コントラバスも同じなので、まあそういうもんです。

Archtop Tribute AT102フルアコですから、胴の厚みもアコギと同じようなものですが、ちょっと薄いかな。
フルアコは厚さはいろいろあるんですが、これは標準的なES-175のコピーですね。
ちょっとデカいですが、Martinのドレッドノートに比べたら全然小さいです。
そもそもドレッドノートってデカすぎ・・・まあ、だからこそロックなアコギだなと思う訳ですが。

ちょっとその他のギターと弦長スケールを比べてみました。
一番短い順から
1. Gibson LesPaul
2. Archtop Tribute AT102
3. Martin D-28
4. Fender Stratocaster
それぞれ、5mmずつぐらい違います。
このぐらいが、ちょうど良い弾きやすさだなと思います。
1.2.あたりのギターに慣れてるとストラトはスゲー弾きにくいギターです。

さて、これで何弾くんでしょう?
将来的にはジャズギターが弾けるようになりたいのですが、そうとう練習しないと行けないですね。
先生にも付きたいな。
まだまだ出番は先のようですが、ひょっとしたらAyanariyaで使うかもしれません。
お楽しみに。



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この記事へのコメント
あ~~~~、、、これね!
Posted by けんジイさんけんジイさん at 2017年02月13日 22:13
そうですぅ〜
Posted by 43Street43Street at 2017年02月13日 23:15
 
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    コメント(2)