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秦 郁彦編集 「ゼロ戦20番勝負」 読了

20年ぐらい前に読んだ本の再読。
本棚を整理していたら出てきた。
「永遠の０」や「TAMIYAのゼロ戦」の経験から、新たな発見があるかな？と思って再度読んでみたんだけど、武器や軍隊の単語を知らないとさっぱり訳わからない。
もちろん、私はわからないところが多い。
読んでて、もう少し上手く書けんかい！
とムカムカしてしまったぐらいだ。(笑)

日中戦争からゼロ戦が投入され、真珠湾攻撃を含む太平洋戦争の序盤での大活躍、後半で特攻しか選択がなくなった所まで。
最後の章は、零戦、隼、鐘馗等、海軍機、陸軍機の性能比較から、米軍ワイルドキャット、ムスタング、独軍メッサーシュミット、英軍スピットファイア等の比較が書かれている。
速度、加速性、上昇力、武装等比較項目が多いので一概にどれが一番とか言えないんだけど、さすがにゼロ戦の本だけあって褒めてるけどね。
「攻撃は最大の防御なり」
この格言から生まれたゼロ戦だから、各国の考え方は色々だなぁ。

ちなみに設計者の堀越二郎を主人公にしたアニメ映画は、宮崎駿が嫌いなので見る気は無いです。