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平野啓一郎著 「マチネの終わりに」 読了

最年少で芥川賞作家という事で話題になってた平野啓一郎氏の小説。
一度、読んでみたかったので。
最初は、なんだかテンポが悪く読みにくさも感じたけど、文章表現は文学的で「三島由紀夫の再来」と呼ばれるのはこういう所かなぁと思った。
三島由紀夫、あまり知らないけど(^^;)

世界的クラッシックギタリストと、反戦ジャーナリストの恋愛小説。
非常に切ない話。
ギタリストのマネージャーの行動はどうかと思うが、大人の恋愛として主人公のとった行動は立派だ。
安っぽい恋愛小説ではないので大人～な人にお勧め。
私は読みやすい青春小説も好きだけどね。

知らなかったけど、これ映画にもなってたんですね。
例により、映画は見ないと思うが。