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2020年06月23日

貘の耳たぶ

芦沢央著 「貘の耳たぶ」 読了

本屋さんでお勧めされてた本。
この作家さん、基本はミステリー作家さんのようだ。

内容は、主人公が二人いて(章がわかれていて)、まずは出産のシーンから。
初産で精神的に追い込まれていて、生まれたばかりの赤ちゃんを育てていく自信がないので、隣に居た赤ちゃんと取り替えてしまうという所から始まる。
しかし、生まれたばかりの赤ちゃんなんて、みんな同じように弱々しいのに、なぜ隣に居た赤ちゃんなら良いと思えるのか。。。
そもそも、そこんところからして間違ってる。
ずーっと、白状しなきゃ白状しなきゃと病んでるんだけど、白状する勇気が出ず、4歳になるまで育てる事になる。

第2章は取り換えられてしまった方の奥さんが主人公。
もちろん、取り換えられてしまった事は知らずに、ずっと自分の子供だと信じて育てていく。
しかし、旦那さんのひょんな嫉妬心からDNA鑑定を行って、この子は自分たちの子じゃないって事が判明する。

さて、そこからどうするのかってのが後半。

で、赤ちゃんを取り替えてしまって、まずい、まずい、と思いながらストーリーが展開していくので、読んでてもずーっと気分が悪い。
だから、読了するのにちょっと時間が掛かってしまった。

ちなみに、「バクの耳たぶ」という題名だけど、耳たぶの柔らかさってのが乳首と同じで、離乳はしたけどたまに寂しくて乳首をまさぐるとき耳たぶを触らせると安心して落ち着くというくだりがあります。
両親(ほんとの両親じゃない)と別れるとき、バクのぬいぐるみを渡すシーンがあって、そこから来てます。
耳たぶの柔らかさってそうなの?

さて、実際にこんな事があったらホント恐ろしい事件ですよ。
やっぱり私はミステリーは好きになれんなぁ。


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